ハロン湾観光

ハノイに住み始めてから6年以上経ちましたが初めてハロン湾に行ってきました。

ハロン湾（Ha Long Bay）は、ベトナムの北部にあり、ハノイから東の方にあるハイフォンの近くにあります。世界遺産にも登録されているハロン湾は多くの奇岩や小島が点在し、特に奇岩群が有名で海外からも人気な観光スポットです。

ハロン湾という名前は、ベトナム語で「降りてきたドラゴン」を意味する「ハロン（Hạ Long）」に由来しています。奇岩群は龍が海に降りてきて生まれたという伝説ががあります。

ハロン湾は約1,553平方キロメートルの広さを持ち、約2,000の島々が散在しています。様々な急斜面の崖や洞窟、特徴ある形、自然のままの島々が残っています。

ハロン湾は有名な観光地として国内外から人気が高く、観光客向けのツアーやアクティビティが豊富です。

ボートツアー: ハロン湾を巡るクルーズは、観光の基本となります。ボートからの見える様々な奇岩群は圧倒されます。ハロン湾は大きいためツアーの時間次第で行ける範囲が異なります。大きめの船になると宿泊も可能です。
カヤック: ツアーの最中に自分達でカヤックを漕げる内容もあります。
洞窟探検: ツアーの途中は陸地に降りて洞窟探検をします。スンソット洞窟（最大級）、ティエンクン洞窟、ティエンカインソン洞窟など人気があります。
カラフルな漁村訪問: ハロン湾周辺には水上の漁村があり、伝統的な漁業の様子を垣間見ることができます。

ハロン湾の最適な訪問時期は、10月から4月にかけての乾季です。5月から9月の間も行けますが、暑くて湿度が高く雨が多くなるため注意が必要です。

ハロン湾の周辺にはいくつかの観光地もあります。

カットバ島（Cat Ba Island）: 大小366の島の中で、最も大きな島です。島の東側がランハ湾に接しており、そこに浮かぶ岩々は比較的小さめで、ボートで奇岩のすぐそばまで近寄ることができます！さらにハノイ市内から、一番近いリゾート地として知られている島でもあり、アクセスも比較的に簡単です。島には手付かずの大自然が残っており、数百年もの年月をかけた森林や洞窟など、まさに自然に囲まれのんびりとした時間を過ごすことができます。

コト島(Co To Island) : ハロン湾の北東に位置するベトナム最北端の離島です。以前は島に入るのに手続きが必要でしたが、現在は手続きの必要がなく観光が可能です。コト島のおすすめスポットは、白い砂浜とマリンブルーの海が広がるビーチ。そのほかにも、灯台もあるため高い位置からの眺める大自然は圧巻です。

ティートップ島（Ti Top　Island）: 展望台から見える景色が人気で海水浴も楽しめます。ハロン湾に来た時の定番のスポットでもあるこの島は400段の階段を登った先からの展望台がおすすめスポットです。ティートップ島は1962年にベトナムのホー・チ・ミン大統領と、旧ソビエト連邦の宇宙飛行士ゲルマン・チトフが訪れた場所で有名で、船着き場近くにはゲルマン・チトフの像もあり、記念撮影スポットとなっています。